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お葬式豆辞典 ア行

ア行

アーメン(amen)

ヘブライ語で「まことに」「たしかに」、後に「かくあれ」の意味を表す言葉。キリスト教では礼拝用語として祈りや讃美歌などの後にこれを唱える。

アニミズム(animism)

ラテン語で霊魂を意味するanimaからくる。宗教の原始的な超自然的観のひとつ。自然界の万物は具体的な形象を持つと同時に、それぞれ固有の霊魂や精霊など霊的存在を持っているとみなし、様々な現象は、その意思や動きによるものとみなす信仰のことです。

殯(もがり)

古代日本の葬祭儀礼。荒城(アラキ)ともいう。高貴な人の本葬をする前に、棺に死体を納めて仮に祭ることです。またはその場所のこと。遺族はある期間を仮小屋(喪屋)にて喪に籠った。それを殯といいます。
「古事記」や「日本書紀」などによると、死者を生前と同様に扱って蘇生を願いつつ、死を確認する過程兼ね、それとともに死者の霊魂を恐れ、慰める意味を持っていました。死を確認は、死体の白骨化で確認したと思われます。殯の儀礼が姿を消しはじめたのは、大化の改新以降で、薄葬令によって葬儀の簡素化がすすめられたためです。
近世以降では、風葬による白骨化を待つ風習のため死者を青竹で囲んだ殯に1〜3年安置した例があります。中世には「臨終行儀」といわれる末期に近い患者を別の小屋で経を唱えながら看病し、死を看取ったそうです。現在の通夜は伽(トギ)などとも呼ばれてますが、それはこの看取りの名残りまたは殯の数日間に短縮された形式だと考えられます。

尊厳死と安楽死(そんげんしとあんらくし)

健康な内に尊厳死を宣言しておくことによって、回復不能な傷病に侵され、ひどい苦痛や意識不明の状態になった場合にも、本人の意思に基づいて延命のみを目的とした治療を中止し、人間としての尊厳を保った形で死を選び取り、自然に死を迎えるようにする。これを尊厳死という。現在日本では日本安楽死協会という団体が「リビング・ウイル」という名称で尊厳死の宣言の登録活動を行っている。これに対し安楽死は、回復の見込みのない末期状態の患者に対して、苦痛のない方法で死を迎えるよう処置することを指す。

家墓(いえはか)

「家族墓ともいう。「〇〇家の墓」あるいは「〇〇家先祖代々の墓」など家の単位で故人の霊が合祀される墓の形態をいう。

遺体(いたい)

人の亡骸のこと。遺骸。
従来は、死というものは心拍停止、呼吸停止、瞳孔拡大の三徴候で判断されていた。現在では、脳死を人の死と認めるようになっているが、医学的、社会的に意見の相違はまだあるようである。

遺骨(いこつ)

火葬などにしてあとに残った骨の事。日本では焼骨は生前の原型をとどめた状態とし、骨壷には頭骨を上にして収める。遺骨に対するこうした扱いは、一種の遺骨信仰の表れとも理解される。これは骨化することにより死の穢れが取り除かれ、「成仏」したとの観念が生まれるためと考えられる。

遺言信託(いごんしんたく)

信託業法の第5条には「保護預り」業務として遺言書の保管の業務と、「財産に関する遺言の執行」を信託銀行の業務として認めている。これによって1969年、信託銀行の商品として遺言信託が作られた。財産に関する遺言の執行を依頼した場合には、手数料を支払う代わりに、相続財産の移転登記や引渡しを信託銀行が行うことになる。

医師法(いしほう)

医師の免許・業務について規定した法律。

  • 診察 検案をした医師は、依頼があれば診断書、検案書などを交付しなければならない義務があること。(第19条)
  • 診療中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書を除いては診察せずに治療したり診断書を交付したりしてはならず、また検案せずに検案書を交付してはならないこと(第20条)
  • 死体または妊娠4ヶ月以上の死産児を検案して異状があるときには、24時間以内に所轄の警察署に届け出なけらばならないこと(第21条)

遺体(いたい)

人の亡骸のこと。遺骸。
従来は、死というものは心拍停止、呼吸停止、瞳孔拡大の三徴候で判断されていた。現在では、脳死を人の死と認めるようになっているが、医学的、社会的に意見の相違はまだあるようである。

エンバーミング(embalming)

遺体衛生保全と訳される。遺体への消毒、防腐、修復、化粧の処置の事。血液や腹腔部の体液を排出して防腐剤を注入あるいは詰めるなどして遺体の消毒・防腐を図り、さらに破損した遺体の復元を行う技術で、北米で発達した。日本では平成7年に「日本遺体衛生保全協会」(略称IFSA)が設立され、エンバーミングの基準の確立と普及に努めている。この技術により遺体が衛生的に保たれ、感染症の危険がない故人とのきれいな別れが可能となるという意見がある一方で、生きているように保全することで死のタブー化につながるという意見もある。また、遺体衛生保全技術者(エンバーマー)の養成や資格の問題、法制面の整備など、今後の課題も多い。

遺体保存(いたいほぞん)

死者に対する敬意の表れとして、遺体を保存しようとする試みは古くから行われてきた。最も有名なものとして「ミイラ」がある。現在では、「エンバーミング(遺体衛生保全)」や遺体の冷凍保存など新しい保存形式が生まれている。特にエンバーミングは永久保存を目的としたものではないが、南北戦争以降、北米を中心に普及。広大な土地を持つ国では墓地や埋葬地の問題でもまだ懸念されれる事は少なく、また宗教上の復活の思想を主とする事などから、エンバーミングが施されることが一般的です。エンバーミングの良いところは生前と変わらない容貌が長期間保てるので、国土の広い国では有用となっています。1988年には日本にも上陸しました。レーニンや毛沢東の遺体の永久保存にもこの手法が使われています。

枕飯(まくらめし)

故人が使用していたお碗にご飯を山盛りにして、箸を立てることで、亡くなってすぐに作るものとされており、一膳飯とも呼ばれている。

位牌(いはい)

儒教による葬儀で使用された木主や民族信仰でいう霊代から生まれたと言われている。表に戒名(法名・法号)を記し、裏に年齢、命日などを記す。一般的には四十九日までの間は白木の位牌を使用する。これを内位牌ともいう。また土葬の地域では、内位牌とは別に白木の「野位牌」が作られ、葬列によって埋葬地に置き、供えられることもある。この野位牌を持つのは喪主で、「位牌もち」と呼ばれ、葬列の重要な役割である。忌明け(遺族が喪の期間を終え、通常の生活に戻ること)とともに、内位牌は寺に納められ、野位牌は墓に埋めたり燃やすなどし、以降は塗り位牌を使用する。三十三回忌あるいは五十回忌で弔い上げとすると死者は個性を失い、先祖一体になると考えられていることから、位牌もこれを機に先祖代々のものと合祀される事が多い。

忌み(いみ)

神事に慎むこと。心身を清浄に保ち慎む事。不吉なものや穢れたものを避けて態度を慎み、精進する事です。葬儀では「重ねて」「再び」など不幸が重なるということで忌み言葉などとされていますが、俗信から来ており、これも忌みの一種である。本来は「斎み」であるとされ、より積極的に穢れを取り払い、神聖なものに近づこうとする行為を表している。

遺留分(いりゅうぶん)

兄弟姉妹以外の相続人が、相続財産に対して取得することを保証されている一定の割合のこと。被相続人が他の人に贈与や寄贈しても奪われることのないもの。

引導(いんどう)

葬儀式の際、導師が死者に与える法語を述べて死者を浄土へ導き成仏させるためのもの。一般にも「引導を渡す」などと言い、「あきらめさせる」意味で用いられる。本来は迷妄の衆生を仏道に引き導く事をいう。浄土真宗を除く各宗で行われている。

氏神(うじがみ)

本来は氏族の祖先を神として奉っていたもので(藤原氏の祖神天児屋根命等々)を指していたが、現在では産土神と同じ意味で使われている。

産土神(うぶすながみ)

氏神、鎮守神、その人の生まれた土地の守り神、神社。近世以降、氏神、鎮守の神と同義になる。産土神、氏神を祀る人々を産子、氏子という。

英国国教会(えいこくこっきょうかい)

16世紀、イングランドの国王ヘンリー八世の離婚問題に端を発して、カトリックから分離した。これ以降、英国国王は政治・宗教両面の統治者になった。プロテスタントに分類されるが、儀礼や組織などから見るとカトリックに近い。聖公会と同義。

永代供養(えいたいくよう)

将来に渡り永久的に故人の命日や彼岸にお経を読むなどの供養を行うこと。

永代供養墓(えいたいくようはか)

永代管理、永代供養を行うことを霊園や寺院が最初から契約に盛り込んで販売される墓。

永代使用料(えいたいしようりょう)

墓を建てる土地に、永久的な使用権を買うということ。最近は無縁墓となる可能性を考えて、永代ではなく有期期限の墓地も現れている。

回向(えこう)

サンスクリット語でパリナーマといい自分が行った善行をめぐらし、ひるがえして、多くの人々の幸福のために差し向けること。回はめぐらす、向はさしむけること。施主が仏菩薩を供養し、その功徳を自分が受けるのでなく亡き人にふりむける。

縁起(えんぎ)

全ての事物固定的な実体を持たず、様々な原因や条件が寄り集まり、それらが関連し合うことによって起きるという仏教の根本思想。一般に神社などの縁起の場合はその始まりや由来を指し、「縁起が良い」「悪い」といえばちょっとした出来事で結果の良し悪しを推測することを意味するなど、さまざまな意味をもって使われている。

エンバーミング(embalming)

遺体衛生保全と訳される。遺体への消毒、防腐、修復、化粧の処置の事。血液や腹腔部の体液を排出して防腐剤を注入あるいは詰めるなどして遺体の消毒・防腐を図り、さらに破損した遺体の復元を行う技術で、北米で発達した。日本では平成7年に「日本遺体衛生保全協会」(略称IFSA)が設立され、エンバーミングの基準の確立と普及に努めている。この技術により遺体が衛生的に保たれ、感染症の危険がない故人とのきれいな別れが可能となるという意見がある一方で、生きているように保全することで死のタブー化につながるという意見もある。また、遺体衛生保全技術者(エンバーマー)の養成や資格の問題、法制面の整備など、今後の課題も多い。

往生(おうじょう)

死んで別の世界に生まれ変わること。死後の世界として極楽浄土などが信じられた。他に死ぬ事、あるいは閉口することばを表す場合でも使われる。

墓(はか)

もとは埋葬した死体を見えなくするための塚(土盛り)を意味する言葉。遺体や遺骨を葬るなどして死者の霊を祀る所。奥津城(おくつき)などとも呼ばれる。現在ではその上に立つ石塔などを指して言うようになった。墓埋法では「墳墓」を「死体を埋葬し、または焼骨を埋葬する施設」と定義している。

日本で縄文時代に土壙墓から始まる墓の変遷は、弥生時代に方形周溝墓となり、古墳へと発展する。その後、仏教のが伝わると仏塔信仰の影響を受け、卒塔婆や五輪塔、板碑などを建てて供養する習慣が貴族を中心に広がっていく。 鎌倉時代から室町時代にかけて、影響から石塔はしだいに現在の角柱型のものに変化していった。また、墓地に寺院を建立したり(墓寺)、墓を設ける(寺墓)ようになるなど、寺院と墓地の結びつきもこの時代に始まっている。室町時代後期まで一般庶民は墓を造ることはなく死体は土中に埋めるか野に曝されたとみられている。

現在の墓の基本形である三層の墓塔(和型と呼ばれる石塔)は「福・禄・寿」あるいは「天・地・人」を表すが、墓に石塔を建てることが庶民にも大きく広がったのは特に江戸時代中期以降のこと。それ以前は、埋葬地に単に生木を挿したり、目印として自然石を置いたりの形態が多かった。また、生き返ったときに息が出来るようにと「息つき竹」を立てたり「イヌハジキ」または「モガリ」などと呼ばれる垣で囲うことや埋葬地の上に鎌をぶらさげることなど行われた。幼児の遺体は特別に子墓、子三昧、わらべ墓などと呼ばれる一般とは別の場所に埋葬するという習俗があった。こうした習俗は両墓制の地域では最近まで残っていた。

明治時代末期になると、火葬場の増加と家制度の強化から「家墓」が一般に始まるが、近年の高齢化社会の到来と生き方の多様化によって家族意識の変化から墓をめぐる状況は変わろうとしている。

精進落し(しょうじんおとし)

精進上げ、忌中祓い、お斎(おとき)などともいう。本来は、仏式ならば死後四十九日の間、精進して死者の供養を行い、忌明けを期して親族が集まり、精進落としで「なまぐさもの(肉、魚等)」を食べ通常の生活に戻る象徴とすることであったが、現在では葬儀当日に初七日の法要などと併せて精進落しの席を設けることが一般的になりつつある。これは故人との共食、会葬者への振舞、手伝ってくれた人へのお礼などの気持ちが含まれた葬儀の合理化の手段といえる。

陰陽道(おんみょうどう)

古代中国の陰陽五行説(世の全ては陰と陽の二つで構成されているとされ、また木・火・土・金・水の五つの「元素」から万物が生み出されているという五行説と融合して出来たのが陰陽五行説)に基づいて、天文・暦数・卜筮・相地などを扱う術。大宝令に規定があり陰陽道がおかれたが、次第に俗信化し宮廷、公家の日常を物忌、方違え、などの禁忌で左右した。広辞苑より