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お葬式豆辞典 ラ行

ラ行

剃髪(ていはつ)

出家するとき髪や髭を剃る事。落飾ともいう。髪や髭は飾りと考えられており、全ての虚飾を去る意味で出家して仏門に入る際に剃る。浄土真宗ではこれを行わない。

卵塔場(らんとうば)

墓場、墓地のこと。主に禅宗の僧侶の墓として建てられた卵型をした石塔を卵塔(無縫塔)というが、そこから墓や墓地を指す言葉として使われるようになった。

両墓制(りょうぼせい)

遺体を埋葬する埋め墓と、霊魂を祀る(参り)墓の二つをもつ墓の形態。埋め墓には遺体を埋葬するだけで、その後の供養は詣り墓で行う。日本全国で見られるが、特に関西地方に多い。詣り墓をマツリバカ、埋め墓をステバカなどと呼ぶ地方もある。日本では古来から、霊魂と肉体は本来別個のものであり、肉体が滅びても霊魂は生き続けると考えられていた。霊魂が遊離した死体に対する穢れの恐怖感と、霊魂に対する慰霊の感情から、こうした墓の形態が生まれたと考えられている。

臨済宗(りんざいしゅう)

栄西(1141~1215年)が日本に臨済禅を伝えた事に始まる禅宗の教え。現在、臨済宗は15派(建仁寺、東福寺、南禅寺、天龍寺、相国寺、大徳寺、妙心寺、建長寺、円覚寺、向獄寺、国泰寺、方向寺、永源寺、仏通寺、万福寺)からなり、各派がそれぞれ本山を持つ。「直指人心・じきしにんしん」(人にそなわっている仏心を直接につかむ)「見性成仏・けんじょうじょうぶつ」(自己内の仏性を自覚することによって成仏する)を教えとし修行をする。

臨済宗の葬儀(りんざいしゅうのそうぎ)

臨済宗では、各派とも一定公定の葬送儀則はなく、本山僧堂などを中心にして慣例によって儀則がつくられているのが実情である。しかし基本は各派とも無着道忠編「小叢林清規」によっており、曹洞宗の檀信徒喪儀法とほぼ同じである。

  • 韻字を合わせる等、漢詩作法に則る。
  • 禅の宗旨、生死の安心(生き死にを超える心)を示す
  • 故人の生涯や戒名の意味を表す

など作成上の決まりがあり、故人との関係はもちろん、導師の禅修行の背景、素養等が問われるものといわれる。

臨終(りんじゅう)

息を引取る寸前、または息を引取った時を指す。古くから、臨終に際しては心穏やかに保つ事が重要と考えられ、周りの人々が念仏を唱えたりするなど臨終行事が行われた。死の際に、あるいは死亡直後に、死者に水を含ませる事を、末期の水または死水という。

誄歌(るいか)

「しのびうた」とも読む。死者の生前の徳を讃える歌。神葬祭では、通夜祭や葬場祭で伶人あるいは参列者によりこれが歌われることがある。

霊安室(れいあんしつ)

病院等、一時的に遺体を安置する場所。葬儀式場などにも設けられている場合も多い。また最近では、保冷のための冷蔵庫を備え、遺体の保管が出来るようにしている所も多い。

霊柩車(れいきゅうしゃ)

遺体を運搬する車。公営の場合、霊柩専門の民間業者、葬儀社による運行などその運営方法はさまざまである。国土交通省の理解により葬儀業者と霊柩運送事業者とは分けられている。また、霊柩運送は旅客運送ではなく貨物運送に分類される。官型、洋型、バン型、バス型などの種類があるが、官型霊柩車は、大正年間にアメリカより輸入された霊柩車に輿を象り工夫したもので、昭和の初期より大都市で普及した。

霊魂(れいこん)

肉体の他に別に精神的実体とし存在すると考えられているもの。たましい。人間の身体内にあって、その精神、生命を支配すると考えられている人格的、非肉体的な存在。病気や死は霊魂が身体から遊離した状態であるとみなされる場合が多く、また霊媒によって他人にも憑依しうるものと考えられています。性格の異なる複数の霊魂の存在を認めたり、動植物にも霊魂が存在するとみなしてりする民族もあります。わが国では古来から、生前には霊肉合体していたものが、死により肉体から霊魂が遊離し、「荒魂(新魂)」となると考えられていました。この荒魂は恐ろしいものとされ、それを鎮める為の供養が行われると、荒魂は次第に浄化され、やがて「祖霊」となります。祖霊とは故人の霊の個性が失われ、先祖の霊魂と融合したものと理解されている。

日本古来の霊魂観によれば、霊魂は近くの自然にとどまり、しばしば生きた人間と交流したり、盆や正月には祖霊が子孫の元に訪れると考えられていました。古来の霊魂観は仏教と習合し、死者の霊は四十九日まで中有をさまようとされたり、年忌法要を繰り返して三十三回忌あるいは五十回忌をもって弔い上げとし、この時点で祖霊と一体になると思われています。したがって弔い上げをもって個人の位牌は個性を失い、先祖の位牌に合体されるのです。

神道では死んでも霊魂(御霊)は生きていると理解され、葬儀においては遷霊祭(御霊移し)が重要視されています。葬儀について霊魂との関係で述べるならば、民族的には、葬儀は死霊を慰め、肉体と分離した霊魂と生き残った者が新しい関係を取り結ぶことであり、これをとりもつのが祭儀を執り行う宗教者であると理解されています。

しかし宗教は全て霊魂を肯定するものではありません。キリスト教でも特にプロテスタント系、仏教でも特に浄土真宗では霊魂観を否定することから、「御霊」「御霊前」などという表現は葬儀において否定されています。

霊山(れいざん)

日本では、山中は死体の葬地とされたことから、死者の霊が行く所と考えられた。現在でも霊山と呼ばれる場所が信仰を集めている。特に青森の恐山は霊の集まる場所として有名である。そこには、賽の河原や血の池地獄などとともに、地蔵堂も建てられており、地獄と極楽が共存する死後の世界を表している。

伶人(れいじん)

雅楽を奏でる人々。楽師。竜笛、笙、篳篥を主な楽器として編成される。

霊廟(れいびょう)

先祖の霊を祀った屋舎。一般的には民営の室内納骨堂形式の墓所は霊廟と呼ばれることが多い。

煉獄(れんごく)

カトリックでは死者が天国に入る前にその霊が火によって罪を浄化されると信じられている場所。天国と地獄の中間にあるとさる。

六波羅蜜(ろくはらみつ)

菩薩が修する六つの基本的な行。

1. 布施(与える事)
2. 持戒(戒律を守る事)
3. 忍辱・にんにく(苦しみに耐える事)
4. 精進(たゆまず努力する事)
5. 禅定・ぜんじょう(精神を安定させる事)
6. 智慧(真理を正しく認識する事)

をいう。

ロザリオ(rosario)

ローマ教会の数珠。祈りの際にその回数を確認するために用いられる。